名西ベースの寮母、KiKiです
以前、別のブログに投稿したものですが
名西ベースに繋がる思いを書いたものなので
コピペっちゃいました。
『親の願い』
先日参加した
精神障害についての勉強会。
障害を持つお子さんを抱えて
日々頑張っているお母さん達も
数多く参加されていました。
講師としてみえた
障害者の作業所を運営している方が引用した
あるドクターの言葉が
心に響きました。
「自立とは
依存しなくなることではなく
依存先を増やしていくことです。
それは障害のある無しに関わらず
すべての人に通じる
普遍的なことです」
「そして
他者や社会に頼っていいことを
子供に伝えるためには
お母さん自身が
周りに頼ることができなくてはいけません。
子供は
保護者が頼る姿を見て
自分1人で抱え込まなくていいことを
改めて学ぶでしょう。
それはきっと子供にとって
大きな財産になるはずです」
障害の子を持つ親は
なかなか周りに相談できず
1人で抱え込んでしまうことも
多いようです。
当事者の子供も
頼り方を学べずに成長してしまったら
親がいなくなった後
どう生きていけばいいのか
路頭に迷ってしまいますよね。
「他者の助けを借りて
様々な社会資源を使って
その人らしい生活を紡いでいく
それこそが
真の自立です」
そのためにも
彼らが生きていくための手助けとなる
社会的資源を充実させていくことは
とても大切なことです。
孤立ではなく
その子らしい自立を…。
それが一番の
親の願いですから
私も同じ立場の親として
子供の将来を考えない日は
ありません。
ここ、名西ベースも
そんな社会資源としての一端を
少しでも担うことができればと
思っています。
0コメント